水の役割
ヒトの体において、水分の占める割合は55~60%(子供はより高い)であり、主な役割として生命活動に必要な栄養素や酸素・二酸化炭素、ホルモンなどの運搬、また体温調節を担っている。
体内の水分量は男性よりも女性の方が少なく、これは女性の方が体脂肪率が高いためである。
摂取し過ぎた水は、腎臓を経て即座に尿で排泄される。排泄されない場合は、腎臓の機能不全や塩分の摂り過ぎによって浮腫んでいる可能性がある。

Mayayan
ヒトの場合、1日に出ていく水の量は約2~2.5リットル。汗や尿、呼気で排出されるわよ。
そして1日に必要な飲料水は約1.2~2リットルと言われているわ。出ていく量より少ないのは、食品にも水分が含まれているからよ。
運動中は水分補給を!
運動を行うと、体温が上昇する。上昇し過ぎないように、身体の中心を流れていた血液が表面に送られ、体温を上げ、汗をかくことで熱を発散させようとする。
しかし運動の強度が増すと多くの酸素が必要になるため、血液は皮膚ではなく筋に送られるようになる。その結果、汗をかくための血液量が不足し、体温調節がうまくできなくなってしまう。
運動が終わったあとに一気に水を摂取すると胃腸がうまく処理できずにお腹を下すことがある。また、トレーニング中の水分の摂取有無で心拍数の上昇具合も変わってくるため、運動中は適度な水分補給を心がけるべきである。
コメント