基礎栄養学:タンパク質

タンパク質とは?

タンパク質は細胞の構成要素であり、ホルモン・酵素を作る材料である。

タンパク質は、約20種類のアミノ酸でできている。そのうち必須アミノ酸は9種類あるが、必須アミノ酸を植物性の食品だけで摂取することは不可能に近い。しかし動物性の食品を摂取し過ぎると、脂質を多く摂取してしまうことが多いので、注意が必要である。

Mayayan
Mayayan

必須アミノ酸の全9種類、言えるかしら?

たんぱく質の摂取基準値は、(体重kg×0.9)gで良いとされている。

Mayayan
Mayayan

体重のkgをgに変えた数字ぐらいってことね

運動実施者におけるタンパク質の必要量

運動量が多い人は、体重の1.5倍までタンパク質を摂取しても良いとされている。

運動量が多い人は赤血球の消耗が激しくなるが、赤血球を作るためには鉄分とタンパク質の両方が必要だからである。また、運動中に長時間トレーニングをすることで枯渇した糖をタンパク質を使って補う仕組みがあるため、トレーニングをする人はなおさらタンパク質が重要となる。

トレーニングを行っても、タンパク質が不足していると筋肉は作られない。しかしタンパク質を多く摂取するだけでは筋肉が増えるわけではなく、むしろ過剰に摂取したタンパク質は体脂肪として蓄えられてしまう。

また、タンパク質は肝臓で処理するため、タンパク質摂取量が増えてくると肝臓の負担が大きくなり、尿酸値が上がる事が考えられる。

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