糖質とは?
炭水化物から食物繊維を除いたものが糖である。
糖は消化吸収されるグルコースとなってエネルギーとして使われ、余ったものがグリコーゲンとなって肝臓や筋肉に貯蔵される(約450g)。
糖は吸収速度が速いため、エネルギー補給の材料としては最適な栄養素であるが、血糖値の変化が激しく起こることを考慮する必要がある。
運動における糖質の役割
生きていくにあたり、エネルギー源として主に糖と脂質が使われる。その割合は安静状態においてはほぼ半分ずつである。
運動中においては、その強度が高いほど脂肪の消費割合が減少する。持久的な運動では、より多くの脂肪が使われる。
運動によって、身体に含まれる糖質は約90~360分ですべて消費されるため、スタミナ切れを起こさないためには基本的には糖質を切らさない事が大切である。つまり減量時においても、基本的には極端に糖質をカットするべきではない。

トレーニング後は(その強度にもよりますが)筋肉・肝臓のグリコーゲンが枯渇してしまっているので、高GI食品を摂取するといいわね
食物繊維
これまでは、消化吸収されない、またエネルギーがほぼないため、不要なものと考えられていた。
しかし近年では、食物繊維にはコレステロールや様々な有害物質(重金属など)の吸収を阻害する効果があること、また糖質の吸収速度を遅くする効果があることから血糖値のコントロールにも使われるようになるなど、有用性が高まっている。
また食物繊維には、帳の蠕動運動を促す効果もあり、便秘の改善などにも多く活用される。
ただし、糖や有害物質の吸収を妨げる一方、カルシウムや鉄などのミネラルの吸収も阻害してしまうことには注意する必要がある。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があるわ
両方をバランス良く摂ってね
「水溶性」食物繊維が多い食品の例は【大麦、オーツ、海藻、こんにゃく】、
「不溶性」食物繊維が多い食品の例は【穀類・野菜・豆・ごぼう】よ。
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