アミノ酸
タンパク質を構成する物質。
人間の体を構成するアミノ酸は20種類あり、そのうち体内で合成されない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」という。
「必須アミノ酸」のうち、筋肉でエネルギーとして用いられ、タンパク質の分解を抑制する3種類のアミノ酸を「BCAA」という。
「必須アミノ酸」と「BCAA」はそれぞれ言えるようにしよう!
アナボリック
筋肉や脂肪組織で、細胞合成が高まっている状態のこと。「同化」ともいう。
⇔ カタボリック(異化)
筋肉において「同化>異化」となれば、筋肉が増えることになる。
アライメント
骨や関節の形の並びのこと。筋の硬さや緊張(タイトネス)によってアライメントに問題が起きる場合もあるが、アライメントが悪いことで筋が緊張することもある。
RM(アールエム)
最大挙上重量。Repetition Maximum。(Repetition…反復運動)
例えば1RMは「1回反復できる(1回しか反復できない)重量」であり、10RMは「10回反復(10回しか反復できない)重量」となる。
「RM換算表」を使いこなそう!
アンダーグリップ
シャフトの握り方の1つ。シャフト(バー)を下から握る形。
両手で握る場合は、掌が見える(小指同士が向き合う)形となる。
「アンダー(下から)グリップ(握る)」と覚えよう
インスリン(インシュリン)
糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持つホルモン。
膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンの1種で、血糖(血液中のブドウ糖)を細胞に取り込み、血糖値(その濃度)を下げる働きをもつ。
血糖値を下げる働きをもつのはインスリンのみ。
膵臓にはランゲルハンス島(膵島)と呼ばれる細胞の集まりがあり、インスリンはその中のβ細胞から分泌される。食事を摂ることで血糖値が上昇すると、それに反応して膵臓からインスリンが分泌される。それが体細胞の表面にあるインスリン受容体に結合することで、細胞は血液中のブドウ糖をとりこみ、エネルギー源として利用する。また余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられるが、その合成を促進するのもインスリンの働きである。
インスリンの分泌量の低下や、インスリンの効き目が弱くなることで高血糖状態が続くと、糖尿病となる。「糖尿病」の名称の由来は、血糖が高まる結果、尿中に糖が排出されることにある。
インターバル
セット間にとる休息のこと。目安は1~5分。トレーニングの目的や強度によって異なる。
ウエイトゲイナー
体重増加を目的としたサプリメント。一般的には除去されている炭水化物(糖質)や脂質をプロテインに加えることで、ハイカロリーに構成されている。
ウエイトトレーニング
ウエイト(重り)を使うトレーニングのこと。筋力のアップや増加を目的とする。マシントレーニングやフリーウエイトなど。
ウォームアップ
トレーニング前の準備運動のこと。軽い運動やストレッチなど。
ウォームダウン
トレーニング終了時に行う運動のこと。クールダウンともいう。
エキセントリック収縮
バーベルを下ろす動作など、筋肉が伸長されながら力を発揮する収縮のこと。筋肉痛が生じやすい。
MRP
Meal Replacement Powder(ミールリプレイスメントパウダー)の略。通常の食事の代わりに摂るサプリメントのこと。
Meal(食事)+Replacement(置き換え)+Powder(粉)
オーバーグリップ
シャフトの握り方の1つ。シャフト(バー)を上から握る形。
両手で握る場合は、手の甲が見える(親指同士が向き合う)形となる。
「オーバー(上から)グリップ(握る)」と覚えよう
オーバートレーニング
過度なトレーニングにより、筋肉の回復が追い付かない状態のこと。不眠や食欲不振、集中力の低下などの症状が発生する。
筋トレは「やればやるほど良い」というものではありません。休息も大事!
オールアウト
トレーニングにより、筋力を完全に使い切った状態のこと。”最後まで追い込んだ”状態のこと。
オルタネイトグリップ
シャフトの握り方の1つ。片方の手をオーバーグリップで、もう片方の手をアンダーグリップで握る。
「オルタネイト(alternate:交互に・互い違いに)グリップ(握る)」と覚えよう
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